はやりの断捨離、ミニマリスト

結婚前、実家暮らししかしたことがなかった私。

結婚が決まり2人で住む家が決まり、物心ついてからは初めてとなる引越し作業をしました。

まずは普段の生活で使う必要のないぬいぐるみ、読んでいない本たちを運び込みました。

必要"ない"、読んでい"ない"、ないない尽くしのものをとりあえず。

今思えばおかしな話ですが、当時は自分の持ち物はすべて手元になければいけないと思い込み、まして捨てるなんて選択肢すらありませんでした。

その後今着ていない服や靴、バッグなどなど。

夫となる人も、物を捨てることができない人。

1人で住んでいたときのものを何ひとつ捨てることなく新居へ持ってきていました。

それこそ本当に、ゴミのようなものまで。

(私が捨ててきてと頼んでおいた、イカガワシイ本まで。コラ)

おかげで新居は、新居と思えないほど物で溢れかえりました。

物がたくさんで実家のような感覚がしてホッとする、と遊びに来てくれた友人に言われるほど。

せっかく新婚の二人が住む家だというのに、いきなり実家のような雰囲気を醸し出しているなんて。

正直、掃除がしにくくてたまりませんでした。

その後しばらくして妊娠発覚。

子どもが生まれるというのにこんなに物だらけでどうしよう。

遊ばせるスペースがなければベビーベッドを置くスペースすらない。

子どもの服を収納する場所だってどうしよう。

ということで、物の整理をすることに。

まず産後着られない服や若すぎる服、手入れに手間のかかる服は手放すことに。

ネットで買取依頼をしました。

それから本類。

こちらもネットにて。

妊娠中に自宅まで取りに来てもらえるのは、本当に助かりました。

その後、なくなった祖母に買ってもらったアクセサリーケースなど、思い入れがつまった物も処分。

私の扱いが雑だったため、埃まみれになってしまい取り除こうにも不可能な状態にしてしまったので。

買ってもらって嬉しかったときの思い出なんかを胸に、見た目が残念になったそれは手放そうとすぐに判断できました。

写真やプリクラ帳、学生時代に書いてもらったいわゆるサイン帳なども処分。

仲良いと思ってたこの子は全然連絡とってないなぁなんて思いながら見返しつつ、今の数少ない交友関係を大事にしようとさよならしました。

ここまで整理するだけで、ベビーのための洋服収納を一つ作ることに成功。

私のクローゼットは隙間ができました。

今の目標は、衣替えをしなくても済む程度の服の数にすること。

そして物が減って快適になった私のスペースを見て、夫が自分の物に手をつけてくれるようになればなぁ。

私の断捨離生活は今も継続中です。